てんさい 【No.172】2009-11-27 Fri 06:00
先月ぐらいから、畑沿いの道路を走っていると、
イモのような、でもそれにしては白いようなものが積み上げられていて、 「これは一体何だろう?」と思っていました。 ![]() 北海道の人なら、ピンとくるこの作物、 ニュースで報道されているのを見て分かりました。 これは、ビートなのです。 「ビートって何だ?」と思われる内地の方(本州の方)もおられるでしょう。 実はこれ、砂糖大根とも呼ばれ、砂糖の原料となる作物なんです。 私は小学校の時に、「てんさい」と学びました。 北欧などの寒い地域が原産地だったと思います。 だから北海道で収穫されtるんだと頭の中でリンクしました! 奥の方にはシートがかぶせられているものもあり、 雪が降っても大丈夫なようにしているようです。 ![]() 私の父方の祖先は、沖縄出身なので、砂糖と言えばサトウキビでした。 祖父の家に行くと、コタツの上に黒砂糖の入った入れ物があり、 弟と一緒によくかじっていました。 どうやらサトウキビを原料とした砂糖と、てんさいを原料としたものでは、 ミネラル、血糖値への影響、また味なども違っているようです! ちょっと調べてみると、 「熱帯の植物であるさとうきびは、体を冷やす作用がある」 「寒冷地でとれるてんさいは、体を温める作用がある」 とのことでした。ほ~! 温かい地方で採れるもの、寒い地方で採れるもの、そしてその効果の違い、 神様って人間のことをいろいろと配慮して下さっているんですね♪ また「てんさい糖」に多く含まれるオリゴ糖は、 おなかのビフィズス菌を元気付け増やしてくれる強い味方であり、 「てんさい糖」がおなかに優しい砂糖と言われるゆえんだそうです。 部屋と廊下の温度差に凍えながらトイレに行く冷たい季節(笑)、 私の南方系の体も、徐々に寒冷地仕様になっていくようです。 |
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