FC2ブログ

北の大地で 星を数えながら

~日々の出来事や感じたこと、聖書の言葉など 小さくても星のようにキラリ☆光ることを 分かち合えればいいなぁ~

「敬う」② 【No.216】

昨日紹介した曽野綾子さんの言葉は、
心に迫るパウロの言葉」に載っています。
この本、なかなか良いですね~。お勧めです。
聖書の言葉と自分の人生が深いところでしっかりとつながっています。

その本の中に、以下のようなことが記されていました。
(もう5年ぐらい前に読んだ本ですが、
 その時以上に深く肯けることがあります)

「嫉妬は苦しいが、人を尊敬することは喜びだという実感を、
 はっきりと確認し得たのは、私の場合かなりあとになってからである。
 『競って尊敬し合う』というのは、
 『尊敬することにおいて勝りなさい』、
 『人を自分より勝っているものと思いなさい』ということであろう。
 実に生きることの喜びの一つは、尊敬すべき人に出会うことである」

「心に迫るパウロの言葉」

ローマ人への手紙12:10を、
口語訳聖書では「進んで互に尊敬し合いなさい」、
新改訳聖書では「尊敬をもって互いに人を自分よりまさっていると思いなさい」、
新共同訳聖書では「尊敬をもって互いに相手を優れた者と思いなさい」
と訳しています。

しかしフランシスコ会訳では、
「競って尊敬し合いなさい」と訳しているのが面白いですね!
いろんなことを競い合う社会の中に生きているのですが、
「尊敬し合う」ことを競い合うなんて、素敵なことだなぁと思います。

もちろん完璧な人なんて誰もいなくて、
みんな不完全で「工事中」の存在なんです。
だから「あら探し」をすれば、どんな人も1つや2つ、
3つや4つ、10や20、いろいろと出てくるものなんです(笑)

それでも完璧な人がいないように、「完全悪」の人もいないのです。
尊敬すべきところが何もない、そんな人は一人もいないでしょう。
目の前にいる人を尊敬するということは、
その人の存在自体を尊ぶということにつながるのでしょう。

嫉妬や悪口、批判を言うことに忙しくしていたら、
きっと心の中は嫌なものがいっぱいになってくるでしょう。
人を尊敬することの方が、人生は楽しく喜びが伴うはずです。

また聖書は「尊敬される人になりなさい」とは教えていません。
「進んで互いに尊敬し合いなさい」と教えています。
「尊敬される」ことは「されない」ことよりも良いのでしょうが、
しかし「尊敬する」ことの方が、大切で、素晴らしく、素敵なのでしょう。
そして誰かを尊敬している人の顔は、良い顔をしています。

最期に尊敬を伴わない愛も、真実の愛ではないでしょう。
結婚式の宣誓で、「これを愛し、これを敬い・・・」と
神様と会衆の前で誓った言葉は、
とても大切なことだと改めて思う今日この頃でした。



日記 | コメント:0 | トラックバック:0 |
| ホーム |