根ほり葉ほり2016-09-07 Wed 06:00
先週の月曜日、皮膚科の待合室で本を読みながらも、大勢の患者さんたちのウォッチングをしておりました。同じ北見市に住んでいても、会ったことの無い方々がほとんどなんですね(あたり前か!)。だからこそ主が出会わせてくださった方々とのひと時を大切にしていきたいなあと思いました。
そんなことを思いながら待合室の皆さんの様子を眺めていたのですが、いつの間にか持ってきた本に夢中になっておりました。その本は、森本哲郎『日本語 根ほり葉ほり』(新潮文庫)です。 ![]() 以前に読んだことのある本なので、赤青鉛筆で線を引っぱっているところだけを読んでいたら、以下の部分に「あー、そうだなぁ」とうなずきました。
謝罪語ではなく、挨拶語としての「ごめん」。いろいろな理由もそこにありますが、「日本人にとって何よりも問題なのは、神さまではなくて『世間』さまの方である」と森本氏は述べております。 待合室で皆さんという「世間」さまの様子を眺めながら、私自身の謝罪の言葉、悔い改めの言葉は神さまの前にどうなのかと、唇のプツプツ以上に自分自身の心の中を見つめておりました。 ![]() にほんブログ村 日記
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