日曜日、メッセージの前に以下のようなことをお話しました。
先週、米国で大統領の就任式があり、世界中が注目していました。大統領の演説は日本時間の金曜日の夜中で、私はと言えば疲れ果てて寝入っておりました。その後のニュースで、様々な言葉が部分的に伝えられましたが、部分的なものではなく全文で読まれることをお勧めします(例えば、コチラ。聖書の言葉も引用していましたね)。
その就任演説の数時間前、金曜日に語られたこの国の総理大臣の施政方針演説の内容をご存知でしょうか? 米国大統領の施政方針演説のキーワードを言えるのに、我が国のトップの演説の内容を知らないということろ、私たち日本人らしいですね(笑)
もちろん私もその例外に漏れてはいませんので、どんなことが話されたのだろうと調べてみると、なんと最後のまとめで石井十次の言葉を引用しているではありませんか!

(英語は、文意が通じれば良いという私の適当な訳です)
日本で初めての孤児院を設立した、岡山県のキリスト者・石井十次です(日本のジョージ・ミューラーとも言われています)。「挑戦」という文脈の中で、「為せよ、屈するなかれ。時重なればその事必らず成らん」という石井十次の言葉を紹介し、安倍政権も挑戦します、と語っておられたようです。
ただし総理は、石井十次の言葉を全部言わなかったのです。すぐ直前にある言葉を省略していました。

「信じて疑ふことなかれ。祈りて倦(う)むことなかれ」という言葉が直前にあります。つまり石井十次が挑戦できたのは、疑うことなく神を信じ続けたからでしょう。また倦むことなく、つまり嫌になってくたびれることなく、主なる神に祈ることをやめなかったからでしょう。神の言葉を信じ続け、祈り続けていく時、困難に立ち向かう力、諦めない力が湧いてくるということ、主なる神が最善の時に最善のことをしてくださるということでしょう。
と、ここまでblogを記して分かった大きな事実があります。それは、私が日曜日に紹介した総理の施政方針演説は、昨年のものでした・・・。検索間違いでした。教会員の皆さん、ゴメンナサイm(_ _)m しばらく落ち込みましたが、祈りて倦むことなくいきたいと思います。
2016年施政方針演説は
コチラで、2017年は
コチラで見たり読んだりできます。
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