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北の大地で 星を数えながら

~日々の出来事や感じたこと、聖書の言葉など 小さくても星のようにキラリ☆光ることを 分かち合えればいいなぁ~

永遠のようなはてしなさ

 一昨日、羽田空港で気分転換のために購入した文庫本「さいはての彼女」。その裏表紙にある文言を読み、まさに女満別空港に行こうとしている飛行機の中で読むにはピッタリと思いレジに向かったのでした。そして下記の文章を読みながら、微笑んでいました。
 

「メマンベツという聞いたともない空港に飛ばされることになって、離陸直後に気が遠くなってしまったのだ」「日本列島の限りなく最北端に位置する空港のように、私には思えた」



 日本最北端の空港は、恐らく稚内だろうと思うのです。しかし内地の方からすると、稚内も紋別も女満別も、ほぼ同じなんだろうと思います(笑)

「周りには何もない。青々と輝く草原が、真昼の光に揺れている。車は何台か行き過ぎたが、東京の交通量には比べようもない。私は呆然と草原を眺めた。 なにやってんだろ、あたし。 こんな、なんにもないところで」



 「なんにもないところで」って、面白すぎます。何もないと思われたところにある豊かさに、主人公は気づいていくわけです。そう、10年前の私と同じように。

「青い方向標識に、『網走』の文字が見えた。・・・刑務所、北端、高倉健。私の中の網走のイメージは、そんな貧弱なものでしかない。だいいち、自分の人生で網走に来ることがある、とどうして想像できただろう」



 大きく同意でした(笑)私も網走に来ることがあるとは思ってもみませんでした。今の私にとっての網走は、監獄博物館、天都山、Cafe&Cake 風花、網走湖のしじみ、スープカレー、オーロラ号、Oさん夫妻が住んでいた街・・・という感じです。

「見渡す限りの緑の大地を貫いて、道はどこまでも続いている。永遠のようなはてしなさだ」


 
 「永遠のようなはてしなさ」って、私は好きな表現です。この道は、天国まで続いていくんだなあと思うのです。

さいはての女
 
 以上の情景描写の他に、本の内容としては、過去の「傷」をどう捉えるかを対象的に描かれていたところが印象的でした。

(1日1章 ピリピ2章「星のように」)

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