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北の大地で 星を数えながら

~日々の出来事や感じたこと、聖書の言葉など 小さくても星のようにキラリ☆光ることを 分かち合えればいいなぁ~

大きな一歩

カトリックの信仰を持つ科学史家の村上陽一郎氏は、こう言っておられます。

「私たちは、食べものについて、おいしいとか、おいしくないと思っても、それを口に出すなという教育を受けてきました。尋ねられれば、礼儀として『おいしく戴いています』と答えることはあるにしても、それ以上一切口に出さないのを慎みとしてきました。だからどんなまずい物を出されても、まずいと言ってはいけない。たかが口腹(こうふく)の欲ですからね。

 食べること、これは一つの欲望ですね。性欲でもそうだし睡眠欲でもそうですが、要するに、人間が自然に持っている欲望について、それを放恣(ほうし)に他人の前に解放するということに対する規制、慎みがあった。欲望を全面的に肯定し、解放してしまわないためには、口をつぐんでいること。これこそ慎み深さの基本であり、ディーセンシーの第一義ではないでしょうか」 『あらためて教養とは』新潮文庫、2009年、24-25頁


妻が作ってくれた食事を「美味しいね~」と言わないのは、
聖霊による慎み(Ⅱテモテ1:7)や、村上氏のような教育を受けたから、
ということは露ほどにもありません。

きっと生来の無愛想からくるものでしょう。
その癖「ちょっと塩辛いなぁ」などとケチをつける嫌な奴です・・・。

結婚した1年目、「これは美味しい!」と初めて絶賛したものは、
妻の実家から送ってきた「羊蹄山のアスパラ」でした。
そう、妻の料理ではなく、野菜の美味しさをほめたのです・・・。

もちろんと言うか、妻の料理には大変満足しています。
美味しいのです。でも、それを何故か口に出さないのです。

結婚後、古今東西のいろいろな家庭を垣間見させていただき、
我が妻はいわゆる「家事」をよくやってくれているんだと分かりました。

また札幌のM先生(男性)がよく家事をされること、
さらに教会のOさん(男性)がクリスマス祝会に料理を作って来られました。

そこで普段から家事をよくしてくれる妻の労をねぎらうために、
また周囲の男性にも触発されて、今年、1つの挑戦をすることにしました。

それは、月に2度、妻のために食事を作ることです!
(あーあ、言っちゃった・・・。)

独身時代に1年間だけ独り暮らしをしていたので、
自分が食べる分は出来るんですよ。

具材を変えての野菜肉炒めを中心に、自分のお腹を満たすためで、
誰かに食べてもらうとなると、私には到底できません。
久々に独身時代に買った「はじめてのクッキング」が活躍します!

はじめてのクッキング

アームストロング船長の言葉を借りて逆に使用するなら、
近頃の「男子厨房に入るべし」の人類にとっては、
「な~んだ、そんなこと」という小さな一歩かもしれません。
しかし誰かのために料理などしなかった私には、大きな一歩なのです。

予算は、1度の買い物で1000円(おかずのみ)。
多めに作って月曜日の夕食と火曜日の昼食と2食分です。
翌日の昼食は、内容によってはアレンジできるようにします。

買い物も、メニューを決めるのも、もちろん片付けも、私がします。
「料理は段取り」だと頭では分かっているので、
片付けながら、また温かく食べられるように、手際よくしたいと考えています。

記事が長くなったので、記念すべき第1回の料理は、
明日の掲載になります。

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