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北の大地で 星を数えながら

~日々の出来事や感じたこと、聖書の言葉など 小さくても星のようにキラリ☆光ることを 分かち合えればいいなぁ~

計画変更

 フィリピン滞在記シリーズを終えたので、10月から12月までの出来事を記していこうと思っているのですが、まずはクリスマスの出来事を記して、それから今年の残りの出来事を記していきます。きっと残りの記事は、来年になりますね。

 さて毎年、毎年、クリスマスには、神の奇跡が与えられるなぁと思わずにはおれません。今年は何と言っても、主のご降誕とTさんの洗礼式を一緒に祝うことができ、心からの感謝と喜びが教会の中にあふれていました。

 定年後の余生を奥様の祖国フィリピンで過ごされていたTさん。それこそ家と土地を買い、お手伝いさんを雇い、常夏の島で第2の人生の日々を計画通りに暮らしておりました。

 2年前、ビザなどの関係で日本に2週間滞在しているその時、突如、Tさんの筋肉が動かなくなりました。風呂場で座り込んで立てなくなっているTさんを、奥様のGさんが抱えられ、何が起こったのか分からないその中で、ただ涙があふれてきたそうです。病院での診断は、重症筋無力症とのこと。やがて食道の筋肉がやせ細り、食事が出来なくなり、そして体中の筋肉が力を無くしていく難病と伝えられました。

 様々なところを経て、昨年の夏から夫婦で私たちの教会を訪れ、一緒に礼拝へ集われるようになりました。「私はどうも奇跡が信じられない」と言われていたTさんでしたが、教会の皆さんの祈りと交わりの中で、そして礼拝の中で主の御業を体験され、「偶然とはいえ奇跡」という言葉が何度も何度もTさんの口から漏れ出し始めました。

20141221クリスマス礼拝&祝会

 難病になったことを恨んでも良いはずなのに、「フィリピンにいる時に発病していたら、治療する医療機関は無く、お金ばかりを取られていた。日本で病気になって良かった」、「普通は食道の筋肉がすぐに弱くなるのに、食べることができる」、「70%ぐらい筋肉が回復してきたとドクターに言われた」と、しみじみと、また力強く話されます。

 奥様のGさんは、フィリピンの教会でリーダー訓練を受け、母国で様々な計画を持っておられたようですが、ご主人の発病によって日本での生活を余儀なくされました。早朝から働きに出て、地方にありがちな閉鎖的な職場環境の中で(日本人として申し訳ないです)、神の愛と知恵をいただいて一生懸命に仕えておられます。そして北見とその近郊にいるフィリピン出身の方々の面倒をよくみられ、礼拝に誘われます。今年の10月から月に1度のEnglish Serviceが始まりました。Gさんはご主人を愛し続け、20年間も祈り続けて、この日を迎えたのでした。

 Tさんは、「再出発」という言葉を使われました。ご夫婦にとって、計画変更を強いられる歩みでしたが、人の計画をこえて、神の計画がお2人に成就しています。洗礼を受けたこの日、まぶたが下がってくる中で読まれている聖書の言葉の中から、下記の言葉を力強く皆さんの前で読まれました。

 「わたしはあなたがたのために立てている計画をよく知っているからだ。――主の御告げ。――それはわざわいではなくて、平安を与える計画であり、あなたがたに将来と希望を与えるためのものだ」 エレミヤ29:11



 洗礼式の滴(しずく)と同時に、もう1つの滴がこぼれ落ちるのを、Tさんの一番近くで私は見つめていました。

 感染症にかからないように、「お寿司などの生ものは良くない」と医師から言われているそうです。筋肉が95%以上回復したら、一緒にお寿司を食べる日を私は楽しみにしています。

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