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北の大地で 星を数えながら

~日々の出来事や感じたこと、聖書の言葉など 小さくても星のようにキラリ☆光ることを 分かち合えればいいなぁ~

「でも」以上に「だからこそ」

 先週、暴風雪で来れなかった方々も集われ、賛美の中にも主の豊かな臨在のある礼拝となりました♪ 礼拝後は、各自が自分の分を持ち寄った愛餐会(昼食)、そして短い分かち合い(シェア)をして、午後2時から「北見 三浦綾子読書会」、夜はⅡ礼拝と、主の大庭にいる1日を過ごしました。

 高校2年生の美術の時間に、教科書にある絵の中から幾つかを選んで評論するという課題が出ました。私はその時、山梨県立美術館に所蔵されている「落穂拾い 夏」を選んだことを覚えています。「後ろに描かれているぼやけた労働者、この名もなき労働者さえも忘れないで、その絵の中に描いているミレーの優しさを感じる」、そういう純粋な(?)高校生らしい論評をしました。

 しかし、ルツ記を読むとそれは大きな間違いなんだと分かります。この後ろで作業している方々は、正式に雇われている労働者です。しかしこの前の3人は、収穫の時期だけ、穂から落ちた落穂を拾わせてもらっている季節労働者です。落穂を拾わなければいけないほどに貧しく、正式に雇われた労働者の邪魔にならないように、本来は隅っこの方で小さくなって落穂を拾っている女性たちです。

 本来の中心は、後ろの労働者たち、あるいは山高く積まれた収穫の穫れだかでしょう。人の目から見る時、一粒一粒、落穂を拾うものは隅っこの方に小さくなっていて、決して主役ではありません。そういう存在だけれども、神の眼差しの中ではそうではないということ。忠実にコツコツと落穂を拾い続けるこの女性達を、主なる神はきちんと顧みて下さっているということ。だからこそミレーは、落ち穂を拾うこの3人の女性を絵画の中心に描いている、そういうことがルツ記を読んで分かります。



20150208
(約250字のメッセージのエッセンスは、コチラ

 以前にもお話ししましたが、「こんな小さな者、欠けだらけの者を、それでも神は愛しておられる」ということは、感謝なことなのです。もちろんそうであるのですが、そうでもないのです。そうでもないようで、そうでもあるような、そうでもないのです(笑)「どっちやねん!」という感じですね。

 「こんな小さな私でも、主は愛してくださる」ということ以上に、「こんな小さな者だからこそ、主なる神は愛してくださる」というメッセージが、聖書が伝える神の愛に近いと思うのです。「それでも愛されている」というと、なんかぎりぎり愛の中にいる、端の方で申し訳なさそうに、何かがあれば神の愛から落っこちてしまいそうな感じがします。しかし「こんな小さな者だから」こそ、主は私たちを愛するということは、神の愛のど真ん中にいるということです。

 私たちの人生、私たちの存在が、主の眼差しに入っているかいないか、ぎりぎり視界に入っているということではありません。神の愛の眼差しの真ん中に、私たち一人ひとりが置かれていることを忘れないで歩んでいこうではありませんか。




(久々に礼拝で賛美しました♪)

 MさんやCさんが、さながらルツのように外国から来て、日本の若手がしたがらないような、最低賃金以下の研修生として、牧畜関係の仕事に従事しています。マイナスの世界の中で、様々な匂いも漂う中、そそて言葉も充分に伝わらない環境で、吐く息を真っ白にしながら、牛の世話をしておられる。頭が下がります。主なる神は、ルツの落ち穂拾いを見つめておられたように、主を見上げながらコツコツ、忠実に働く彼女たちを見つめておられます。

 主が私たちに求められることは、どれだけ大きなことをしたかということではありません。どれだけ心を込めたか、どれだけ与えられた役割、使命に忠実に生きたかということです。不満タラタラで手抜きをしていることはないでしょうか。面倒くさくなって、嫌になって放ってしまっていることはないでしょうか。どんなに大きなことをしても、愛がなければ一切は無益です。反対にどんなに小さなことでも、愛を込めて忠実に行うならば、主はそのことを大きく喜んでくださるのです。

 他の誰でもない、主イエスが父なる神に祈りつつ、忠実に、誠実に十字架の道を歩んで下さいました。主イエスは、落ち穂のようにこぼれてしまったかのように見える人々を、あきらめることなくどこまでも尋ね出して、罪を悔い改めて神を信じる道へ、救いへと導かれるました。人々にあざけられ、つばきされ、途中で十字架を投げ出さず、倒れてもまた立ち上がりました。そして都の中ではなく、こぼれ落ちた落ち穂(一粒の麦)のように都の外の丘の上で、十字架にかかる道を歩まれました。愛を込めて忠実に生きる道を開いて下さった主イエスを見上げながら、同じ力を、聖霊によって改めていただきましょう。



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