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北の大地で 星を数えながら

~日々の出来事や感じたこと、聖書の言葉など 小さくても星のようにキラリ☆光ることを 分かち合えればいいなぁ~

保線夫として

 礼拝に集われている方の息子さんが、JR北海道に就職が決まったと聞きました。外勤ということで、「夏は虫、冬は雪で大変らしいよ」と話されていました。紋別のAさんのことも思い出しつつ、この広い北海道の線路を整備するって、体験したものでしか分からない苦労があることでしょう。

 数年前、宮村武夫先生の『保線夫として』という説教を読んで、大いに感銘を受けました。正直に過去を見つめ直している眼差しにも驚きました。こういう内容の説教を神学校の創立記念礼拝で語られるということに、旧約聖書の預言者のようだなぁと思わずにはおれません。

 「父、御子、御霊なる神のご統治のもと、新天新地へ向かう万物に及ぶ、この驚くべきご経綸。静かに確実に進展する救いの歴史の中で、私たちのような者にも、分に応じた短い保線区を委ね、保線の役割を与えてくださっているとは」

「極めて多い作業を含む保線作業、そのことごとくは、実に地味な目立たないものです。汗と見えざる涙を流し、一歩一歩地道に役割を果たします。そして聖霊なるご自身の列車が通過するときには、保線夫は身を隠すのです。あくまでも線路が中心、列車が中心なのです」

「保線夫がどのように身を引くか、また保線夫が何に胸を痛めるかということです。・・・・保身ではなく、保線に生きる者の生き方を、私はホーク学長から学んだと今は理解しています」
     宮村武夫著作Ⅰ『愛の業としての説教』より



 全ての人が何らかの役割を担っています。キリスト者は、救済史という歴史の中で、見えるところ見えないところで、時にはその働きの成果が何十年も後に出てくるということもあります。いや、実際は永遠なるものにしっかりとつながっています。

線路

 夫として、また一人娘の父として、主の大きな御手の中に確かに握られて、天に帰っていかれたNさん。Nさんでしか奏でられない音色がありました。主の道を整えるために、Nさんだからこそ担えた保線夫としての役割、そしてこれからに続いていく働きがありました。主にあって、本当にお疲れ様でした。今日の葬儀の中で、主の慰めが集われる方々の上に豊かにありますように。

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