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北の大地で 星を数えながら

~日々の出来事や感じたこと、聖書の言葉など 小さくても星のようにキラリ☆光ることを 分かち合えればいいなぁ~

シャロンの野花

 礼拝後、2人の方が大泣きされました。涙をよく流されるタイプの方はおられますが、2人ともそんなタイプではないと思っていたので驚きました。しかもその理由を聞いて、もっと驚きました。長い間、気にかかっていた1つのことに対して、まさか教会で、こんな喜びの知らせを聞くなんて、という感じです。

 大きな声で喜びの涙を流さずにはおれないなんて、主を礼拝する民に与えられる特権でしょう。

 先週の三浦綾子読書会で「19か20の学生の頃は、人を愛してもいいけれど、人に愛されてはいけない頃なのですよ」、「真剣とは、人のために生きる時にのみ使われる言葉でなければならない、と思ったのである」という言葉の意味を皆さんで考えました。愛すること、それに伴う責任、真剣に生きるということなどなど。

 そんなことを話し合っていたその日の夜、私自身にとって驚くべきニュースを見ました。高校生・大学生のカップルが、自分たちのキ○動画をupしているというのです。そして友人たちからの「ラブラブだね、いいね、イケメン、幸せそう」、そんなコメントが嬉しいのだそうです。それを見たニュース解説者が「不愉快な映像を見せられた」、「人間ではなく動物」と話していました。

 動画UPの背後にあるもの、それは自己承認欲求でしょう。SNSは、あくまでもコミュニケーションのサブ、副次的なもの、疑似であって、メインになってはいけません。コミュニケーションの基本は、対面です。それが隣人愛です。

 しかし直接のコミュニケーションって、いろいろと面倒なこともあるものです。でも孤独は嫌だから、つながった感は持っていたい、気軽にSNSで自己承認欲求を満たしたくなるのでしょう。本当にコミュニケーションをとるべき人とは、ますます心が通わなくなります。SNSを悪だとか、罪だとは言いません。補助ツールです。しかしそこに潜む罠は、私たちが考えている以上に大きいものがあります。

 「つながり」を求めているけれど「向き合わない」、そういう時代に生きているのでしょう。自分とも向き合わない、大切な誰かとも誠実に向き合わないということになっていきます。



20150517

 使徒の働きでは、自分自身としっかりと向き合ったペテロの姿が出てきます。「イエス・キリストがあなたをいやしてくださるのです」と言いました。福音書時代の向こう見ずのペテロなら、「私が祈れば、癒されます」と言ったかもしれません。

 しかしペテロは自分の弱さと向き合い、それを他の誰かのせいにすることもなく、その弱さのために祈り、支え、救ってくださる主イエスに立ち返って歩んでいます。土の器なれど、キリストという宝をしっかりと持っているからこそ「イエス・キリストがあなたをいやしてくださるのです」と言えるのです。



 たとえ体が健康であったとしても、自分中心に物事を見る、つぶやきが多い、ひがんでいる、他の誰かのせいにすることが多い、不機嫌を周りにまき散らしている、ということなら、それこそ本当の意味で病んでいます。

 しかしたとえ体が病気であっても、その中で自分中心に、卑屈にならず、感謝の言葉が口から出てきて、誰かのことを心配して祈っている、ということであれば、体は病んでいても心は健康です。命が生き生きとしています。



 「わたしは、あなたの信仰がなくならないように、あなたのために祈りました。あなたは立ち直ったら、兄弟たちを力づけてやりなさい」(ルカ22:32)。この主イエスの言葉の通り、使徒の働きのペテロは生きている、否、生かされているのです。そしてそれはペテロにだけではなく、私たちにも同じ言葉を、そして同じ聖霊を注いでくださっているのです。



 少し前、「悩む世人のために」を賛美した時に、礼拝後Oさんから「シャロンって何ですか?」と尋ねられました。「イスラエルの地中海沿いの地域名のことですよ」と、それ以上の返事が出来ませんでした。
 
 9章35節にある「ルダとサロン」とあるこのサロンが、あの賛美に出てくるシャロンです。花々が美しく咲き誇るシャロンの平野です。このアイネヤの出来事を通して、ルダという町、そしてシャロンの人々が主に立ち返っていきました。

 同じことが、この北見、オホーツク地方に起こると信じるのです。咲きたくても咲けない、茎が曲がっている、病気になってしおれている、栄養が足りない。しかし1人が真実に自分に向き合って主に立ち返り、そして周囲の1人と共にキリストに向かっていく。その時、大勢の方々が主に立ち返っていく、シャロンの野花が天に向かって咲き出すように、生きる喜びに溢れていく人々が、天に向かって顔を上げて喜びの賛美を歌い続ける方々が起こされていく、そういう主の業をご一緒に体験させていただきましょう。



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