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北の大地で 星を数えながら

~日々の出来事や感じたこと、聖書の言葉など 小さくても星のようにキラリ☆光ることを 分かち合えればいいなぁ~

暖炉を背にゆったりとじっくりと

 もう1ヶ月以上も前になる2月下旬。十勝連峰を眺望できる美瑛のペンションを会場にして、全国三浦綾子読書会の講師養成講座が開かれ、私も6名の受講者の1人として参加しました。

 説教や研究発表ではない50分の一般講演、喜んで語れるもの、かつ多くの人々が興味を持ってくれるテーマを選び、その構想を講座の約1ヶ月前にM先生に提出しました。アドバイスを受けて原稿を提出し、指導を受け、修正を繰り返すという作業が事前にありました。

20180226-28講師養成講座2

 私は『銃口』を発表しました。事前にM先生から「(内容は)すごくいいです」と記されたメールの最初の言葉に思わず木に登っていましたが、その後になが〜く続く7つの具体的なアドバイスをいただき、木から降りて修正した原稿です。当初は「キリスト教文学としての『銃口』〜善悪を越えるもの」という主題をつけていましたが、「研究発表のような題です。もう少しその辺を歩いてる普通の人が聴いてみようかなと思うような題が良いです」という事前の指摘もあり、「思い込みから思いやりへ」に変更しました。

 その他の5人の受講者も、準備してきたものを発表しました。『母』をご自身の母の想い出と重ねながら朗読されたSさん。理屈っぽい私が、朗読を聞いて涙したのは初めてのことです。同じく『母』を取り上げながら、まさかの「父」について語り始めたK先生。変化球かと思いきや、しっかりと本質をつかれていました。『細川ガラシャ夫人』の歴史の部分を、まるで弁士のように語られるNさん。全国の女子中高生が聞くと、どんなに励まされるかと思わずにはおれませんでした。

20180226-28講師養成講座3

 各人の発表後に他の5人の受講者、そして聴講者も加わって、感想を言い合うことが醍醐味でしょう。具体的によく伝わってきたところ、「?」なところ、改善点、作品の読みや知識も含めてざっくばらんに批評し合いました。批評と言っても批判ではなく、綾子さんの作品を多くの方々とより深く分かち合うための建て上げですから、「なるほど〜」と頷くこと多しです。最後にM先生が的を射た講評でまとめてくださいました。

 2日目の夜にはミニ講演会が開かれ、2人が代表して語るということで、私もその内の1人になりました。批評を通して明確になった自分の課題をさらに練り直しました。ミニ講演会前の夕食は緊張して喉を通らないかと思いきや、毎食、地元の美味しい食材を用いての料理をいただき、食卓を囲んでの交わりも楽しく、食べ過ぎで語れないのではと違う心配に変わっていました。旭川の読書会のメンバーが駆けつけてくださり、暖炉を背にゆったりとじっくりと綾子さんの作品を味わう豊かなひと時となりました。(明日へ続く)

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