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北の大地で 星を数えながら

~日々の出来事や感じたこと、聖書の言葉など 小さくても星のようにキラリ☆光ることを 分かち合えればいいなぁ~

凛とした登場人物

 昨年読んだ本の1冊に、原田マハさんの『暗幕のゲルニカ』があります。お恥ずかしいのですが、原田マハさんなる方を私は知らなかったのです。このblogに書く時も「原田ハマだったかな?」と思っていたほどです。

 「衝撃のアートサスペンス」「誰だ?」という帯のおどろどろしい言葉を見ても、全く手に取ろうとは思わないほどに、「私の趣味とは違うかなあ」という表紙です。しかし、数歩先を歩まれる敬愛するN先生と会議で一緒になった時に、「最近はどんな本を読まれましたか?」と尋ねた中の1冊にこの本がありました。いつもながらN先生のプレゼンが好奇心をくすぐり、帰りの空港で買って帰りました。

暗幕のゲルニカ
原田マハ『暗幕のゲルニカ』

 私の妻と同じ名前の主人公(漢字は違って「瑤子」でしたが)、また私の場合は本物ではなく絵葉書ですがお気に入りの「ピカソの鳩」を持っていること、「凛とした」登場人物への好感、並行して描かれている2つの時代が重なっていく面白さなどもあり、少しずつ睡眠時間を削りながら数日で読みました。

 後日、N先生には「面白かったですよ。ただもう1回、読み直そうとは思わないですね」と感想を述べました。しかしいつものように赤青鉛筆で線を引いた箇所を抜き出していると、「なかなか良いことを言ってるなあ」と思うところが幾つもありました。

「面倒だからこそ、やりがいがあるのではないか」、
「見てはいけないもの、けれども見なければいけないものを見た」、
「『正当な暴走』などない。すべての暴走は不当なのだ」、
「けれど、ひとりの青年をこうまで変えた。それだけは事実なのだ」、
「けれど、いいえ、と『自分を守ろうとする自分』を押しのけた」etc.



 そして驚いたことの1つは、ルイ・アラゴンが登場していたことです。この本の中で重要な人物として登場しているわけではなく、また私はこの人物のことは詳しく知らないのです。ただ、学校の教師を目指していた大学生時代、三浦綾子さんの書籍で「教えるとは、希望を語ること。学ぶとは、誠実を胸に刻むこと」というルイ・アラゴンの言葉を知ったのです。私にとって大切にしていることの1つです。

1階トイレに飾っているピカソの鳩
(教会の1Fトイレに飾っているピカソの鳩)

 本を読むって、いろんなことを学び、自分自身の養いになりますね。さて、今日の夜6時からは北見市立中央図書館でオリーブ会(三浦綾子読書会)があります!隣の広場では「北見厳寒の焼肉祭り」が開かれ、焼き肉の煙が漂う中ですが、私たちは図書館で三浦綾子さんの『泥流地帯』を読みながら、誠実を胸に刻みつつ、希望を語り合います。

(1日1章 ロマ13章「良心のためにも」)

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