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北の大地で 星を数えながら

~日々の出来事や感じたこと、聖書の言葉など 小さくても星のようにキラリ☆光ることを 分かち合えればいいなぁ~

膵臓の本を読みました

 昨年、大学生のR君が本屋さんでバイトをしていた時、「どんな本を読んでるの?」と尋ねると「『君の膵臓を食べたい』が面白かったです」と言われたのです。てっきりホラーか猟奇的なものかと思い、「え、え・・・膵臓!?」と怪訝そうに応答したのを覚えています。すると「題名にも意味があって、面白かったですよ」と言われたのでした。

 そんな昨年の夏前だったでしょうか、空港での待ち時間で本屋さんでぶらぶらしていると、「あ〜、膵臓の本だ」と平積みにしているのを見つけました。知らない作者、全く興味のないアニメ風の表紙、そしてカニバリズムの表題と、買うか買わないかという次元ではなく、見向きもしない度200%の本のようです。しかし「R君がどんな内容のものを面白いと思っているのか、読んでみるか」と、レジに持っていくのも少し恥ずかしさを覚えながら購入しました。

君の膵臓を食べたい

 私はこの本で「ねめつける」という日本語を初めて知りました。今まで聞いたことも、見たこともなかったと思います。方言でもないんですね。その他、「言葉は往々にして、発信した方ではなく、受信した方の感受性に意味の全てがゆだねられている」、「人を喜ばせるためにある笑顔だ」、「知らなかった、誰かに怒りを向けることが、こんなに誰かを傷つけるなんて。こんなに自分を傷つけるなんて」、「桜は咲くべき時を待ってるんだよ」などなど、登場人物たちの言葉にうなずく箇所が出てきます。

 なぜこの書名なのか、またラストの展開、肝の部分となる文言を抜き書きはしませんが、この本の主題は、自分自身が選択をするということの大切さ、その結果も真摯に受けとめていくということ、全ての人に死があるということ、そして生きるとは心を通わせるということ、そういうことなのかなあと感じました。

 10代最後のR君がこの本を読んで「面白かった」と言ったこと、そして映画化され、劇場アニメ化までされたということを思う時、それこそユース世代と心を通わせていけるなあと思ったのでした。

(1日1章 Ⅱサム16章「石や、ちりを」)

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