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北の大地で 星を数えながら

~日々の出来事や感じたこと、聖書の言葉など 小さくても星のようにキラリ☆光ることを 分かち合えればいいなぁ~

鉛筆削り

小学生の頃、我が家に鉛筆削りがありませんでした。
両親は、鉛筆をナイフで削れるようになって欲しい、
そういう躾(しつけ)というか教育方針でした。

(電動の鉛筆削りを買う余裕も、
 我が家にはなかったと思うのですが・・・)

母に鉛筆を削ってもらったり、自分で削りもするのですが、
電動鉛筆削りで削った友達の鉛筆と削り具合が違っていて、
何となくみっともなくて恥ずかしくて、鉛筆を見られるのが嫌でした。

小学4年生の時だったと思います。
父方の祖父の姉である大叔母が、鉛筆削り機を買ってくれたのです!
電動ではなく手動のぐるぐる回すものです。

私は、母が「駄目!」と言わないかドキドキしながら母の顔を見ました。
すると何とも不思議な、口をつぐむような顔をしていました。

今から思うと、母は祖父や大叔母を前にして、
自分の教育観のようなものを言えなかったのでしょう。

鉛筆削り

私たち姉弟が、家で新しい鉛筆削りを手動でぐるぐる楽しく回していると、
父が「これで、もう自分で鉛筆も削れなくなったなぁ」と
なんとも寂しそうな、残念そうな顔で言ったのを覚えています。

今となっては、少しのことでも「器用になって欲しい」、
そう思っていた両親の気持ちが少し分かるような気がします。

今は、鉛筆ではなくボールペンを使うようになりました。
ただ聖書を読む時、本を読む時は、赤青鉛筆を手放しません。

鉛筆削りは、手動でも電動でもなく、
10年以上使っている小さな小さなものです。
「今でも自分は鉛筆を削れるだろうか?」、
そんなことを思いながら、読書に耽(ふけ)る夜でした。



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